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2015年12月20日 (日)

エポワス

今日はエポワスについてです。

エポワスはフランスのブルゴーニュ地方、シャンパーニュ地方で作られているウォッシュタイプのチーズです。AOPに指定されているチーズです。

ウォッシュタイプのチーズの代表格のチーズですね。

外皮はきれいなオレンジ色をしていてしわがあり、中身はクリーム色でトロリとしています。

 

元々ブルゴーニュ地方のエポワスという町で作られていましたが2度に渡る世界大戦で生産農家が激減してしまい1950年代にはたったの2件のみとなってしまいました。

しかしその後1956年に村の有志の尽力で復活し、1991年にAOC認定を受け現在では指定を受けた地域で生産されています。

 

ウォッシュタイプのチーズはお酒や塩水などで表面を洗いながら熟成させるチーズです。

エポワスは塩水とマール酒というブルゴーニュ地方の白ワインの絞りかすから作られるお酒で表面を洗います。

それによりウォッシュタイプ屈指の強烈な臭いがします。納豆のようですがもっと強烈な臭いです。

フランスでは「神様のおみ足の臭い」、イギリスでは「豚の蹄の間の臭い」と言われています。

ウォッシュタイプのチーズを熟成させるのはリネンス菌という納豆菌の仲間ですので、強烈ですが納豆が好きな方はなんとなく嗅いだ事のある臭いなので、そこまで抵抗感はないのではと思います。

中身は外皮のような臭いがなくミルクの甘味と濃厚なコクがあり塩気も穏やかな素晴らしい味です。

エポワスはフランスを始め多くの美食家たちに愛されてきました。

美味礼賛の著者で知られるブリア=サヴァランはエポワスを「チーズの王様」と絶賛しています。

外皮も食べれるのですが臭いと塩気が強いため苦手な方は表皮を剥いで中身を食べると食べやすくなります。

シンプルにバゲットややスティック野菜、グリル野菜などをつけて食べるのがおすすめです。

 

保存は、外皮がある場合には元の容器に入れラップを被せ、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

表皮を剥いでしまった場合はタッパなどチーズがくっつきにくい容器に入れ同じくビニール袋に入れて保存してください。

臭いが強いので、ビニール袋はしっかりしめてください。

お酒は洗うのに使用しているマールはもちろん、しっかりしたコクのあるチーズですので赤ワインがよく合います。

紅茶は、香りが強めで華やかなアールグレイ、中身はそこまで癖が強くないのでダージリンも合います。


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