バノン
今日はバノンについてです。
バノンは正式にはバノン•ア•ラ•フォイユと言って、フランスのプロバンス地方で作るれているシェーブルタイプのチーズです。直径6〜7センチの手のひらサイズで栗の葉に包まれています。AOPに指定されています。
山羊乳チーズはその他のチーズよりも乳酸菌を使う割合が多いため、さっぱりとした酸味のあるチーズが特徴多いのですが、バノンは酸味はあまりなくシェーブル独特の癖も弱めです。チーズはねっとりとした触感で脂肪分を感じるクリーミーな味わいですが、栗の葉に包まれて熟成されるため栗の葉の少しスモーキーな香りが移り、さっぱりととても食べやすいです。
熟成してくるとチーズはトロトロ、栗の葉に染みこませたオードヴィーによって酒粕のような風味になります。
ワインであれば、すっきりとした白ワイン、熟成してきたらフルーティな赤ワインが合います。
クリーミーで甘味があり塩味や癖が弱いので、コーヒーとよく合います。
酸味よりも苦味、甘味の強いコーヒーがいいと思います。
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